この記事では可乃古についてくわしくご紹介します。
京都の中でも屈指の観光スポットとなった伏見稲荷大社。その周辺には古くからの飲食店もあれば、新しくオープンしたカフェもあります。
可乃古はお蕎麦とハンバーグが美味しい、ちょっと珍しいお店。17:00〜18:00ごろに閉店するお店が多い中、20:30まで営業している可乃古はぜひ覚えておきたいお店です。
この記事の内容
可乃古への行き方は? 外観は?
可乃古は伏見稲荷大社の裏参道の入口から20メートルほど北にあるお店です。和モダンな雰囲気の外観で店内へのアプローチは料亭のような印象も。
可乃古は伏見稲荷大社の前を南北に走る本町通り沿いにあるお店で、外観は伏見稲荷大社の周辺の古くからあるお店に比べるとモダンなイメージ。
![可乃古](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610361_20190317.jpg)
伏見稲荷大社周辺のお店は17:00〜18:00ごろに閉店することが多く、20:30まで営業している可乃古の存在は貴重です。
ですが、周囲の灯りが少なく、夜になるとちょっと薄暗い印象ですね。
![夜の可乃古](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610027_20190304.jpg)
稲荷山が描かれたのれんをくぐると、お店の入口に続く通路もとても雰囲気が良いです。
![可乃古の入口](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610075_20190304.jpg)
可乃古はどんなところ? 雰囲気は?
店内も落ち着きのある雰囲気で、カップルやグループなどいろいろなパターンの来店に対応できるテーブルが用意されています。
![店内の中央には大きなテーブル](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610071_20190304.jpg)
可乃古の店内は温かみのある照明が特徴的ですね。ほっとくつろげる空気が流れています。
![店内の雰囲気](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610069_20190304.jpg)
店内にはいろいろなタイプの席がありますよ。カウンター席もあるので、おひとりさまでも安心です。
![カウンター席](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610074_20190304.jpg)
こちらは2人掛けのテーブル。カップルで利用するならこのテーブルでしょうか。
![2人掛けのテーブル](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610072_20190304.jpg)
お店の奥には座敷もあって、お庭を眺めながら食事を楽しむことができるんですよ。
可乃古のメニューは?
可乃古の人気メニューは京都のお出汁で食べるお蕎麦やうどん。意外な看板メニューがなんとハンバーグです。
![お蕎麦とハンバーグが人気!?](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610366_20190317.jpg)
お蕎麦のメニューが豊富で、宇治のおうす(薄茶)を練りこんだ自家製の茶蕎麦、にしん蕎麦などがあります。
![蕎麦のメニューが豊富](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610365_20190317.jpg)
ふつうのお蕎麦屋さんではあまり見かけないと思いますが、お店の外にのぼりが立てられているハンバーグも人気メニュー。
グラタン、エビフライ、ヘレカツとのセットもありますよ。
![ハンバーグ](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610363_20190317.jpg)
可乃古のメニューの値段は? 予算はどれぐらい?
全体的にやや高めの料金設定です。単品メニューなら1,000円前後、セットや御膳は2,000円弱ぐらい。単品よりもセット・御膳を注文した方がお得感があるかも!?
![御膳](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610364_20190317.jpg)
単品メニューの一部です。一番安いメニューが「ざる」で750円。だいたい1,000円前後の料金設定となっていますね。
単品メニュー(一部)
- 茶蕎麦: 850円
- 天ざる: 1,300円
- ざる: 750円
- 京のにしん蕎麦: 1,000円
- 鍋焼きうどん(焼き餅入り): 1,150円
- カレーうどん: 950円
- 天ぷらうどん: 900円
- 力きつね(焼き餅入り): 800円
- 天ぷら丼: 1,250円
こちらはセット・御膳メニューの一部です。わたしは「海老おろしの膳」を注文しましたよ。
セット・御膳メニュー(一部)
- グラタンとハンバーグ130g(ライス・サラダ・スープ付き): 1,600円
- 天ざるの膳: 1,800円
- 海老おろしの膳: 1,600円
- ちらし寿司の膳: 2,000円
- 鍋焼きの膳: 1,600円
人気メニュー「海老おろしの膳」|実食レビュー
大きな海老の天ぷらが入ったおろし蕎麦に、3種類の小鉢、いなり寿司のセット。薄めのお出汁は蕎麦本来の味をしっかりと伝え、海老、茄子、青じその天ぷらなどの食材の美味しさを際立たせます。
![海老おろしの膳](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610036_20190304.jpg)
まずはメインの海老おろし蕎麦の前に3種類の小鉢から。
この時は「ホタテの貝柱のうま煮」「分葱と海老の辛子味噌和え」「本マグロのお造り」でした。
![3種類の小鉢](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610038_20190304.jpg)
3種類の小鉢はお酒の肴にちょうど良さそうですね。
可乃古では、酒づくりの街として知られる伏見の地元・伏見のお酒も揃えられているので、お酒が好きな人にはたまらない組み合わせかも。
![分葱と海老の辛子味噌和え](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610050_20190304.jpg)
海老おろし蕎麦は天ぷらや山菜がトッピングされており、ボリュームがありました。
![海老おろし蕎麦](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610037_20190304.jpg)
細めのお蕎麦は京都ならでは薄めのお出汁をつけていただきます。ツルっとのどを通過し、蕎麦の風味が口の中に広がります。
![細めの蕎麦をツルっと](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610056_20190304.jpg)
海老の天ぷらは大きめで、お箸で持ち上げると重みでぐにゃっと曲がってしまうほど。
![大きな海老の天ぷら](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610059_20190304.jpg)
海老おろし蕎麦と3種類の小鉢だけでもボリュームはありますが、さらにいなり寿司も2つついています。
いなり寿司のおあげの味は少し濃いめで、中にはゴマやニンジンが入っていましたよ。
![いなり寿司](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610043_20190304.jpg)
食事の最後にはそば湯を持って来てくれました。
そば湯に含まれているルチンは血のめぐりを良くする効能があって、美容や健康に良いそうですよ。
ちなみにそば湯で割るお出汁は要望すれば新しいお出汁を持って来てくれます。
![そば湯](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610061_20190304.jpg)
可乃古のおすすめ度は?
料理も美味しく、お店の雰囲気や接客の満足度はかなり高めです。料金もやや高い印象ですが、伏見稲荷大社の参拝の後にゆっくりとくつろげる場所としておすすめです。
![可乃古の外観](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610362_20190317.jpg)
カップルや若者グループでの来店が多い印象でした。可乃古は20:30まで営業しているので、遅めの参拝の後に利用するのも良いですね。
可乃古の概要
住所 |
〒612-0807 京都府京都市伏見区深草稲荷中之町59 |
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電話番号 |
075-641-4507 |
営業時間 |
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定休日 |
火曜日(火曜日が祝日の場合は変更) |
可乃古|フォトギャラリー
![可乃古](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610073_20190304.jpg)
![おろしそば](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610054_20190304.jpg)
![本マグロのお造り](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610041_20190304.jpg)
![ホタテの貝柱のうま煮](https://fushimiinari-guide.com/wp-content/uploads/P3610039_20190304.jpg)
この記事の主な更新履歴
この記事の情報は更新時点のものです。
- 2019年3月: 公開