映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の聖地・伏見稲荷大社のロケ地はここ!

地元民も知らない!? 伏見稲荷の雑学

この記事では映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』に使われた伏見稲荷大社のロケ地をご紹介します。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』(略称『ぼく明日』)は京都を舞台にした恋愛小説が原作で、2016年12月17日には福士蒼汰さん主演の映画版が公開されました。

『ぼく明日』のロケ地は主人公の南山高寿みなみやまたかとし(福士蒼汰)が福寿愛美ふくじゅえみ(小松菜奈)とはじめて出会った電車(叡山電鉄)や高寿たかとしが通う美大(京都精華大学がモデル)のある京都市左京区が中心ですが、ふたりのデートコースとして伏見稲荷大社も登場するんですね。

広い伏見稲荷大社の境内のどこで撮影されたのでしょうか。ぜひこの記事でチェックして『ぼく明日』のロケ地めぐりをしてみてくださいね。

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』とは?

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』は2014年8月に刊行され、特に10〜20代の女性に支持され大ヒットした恋愛小説。2016年12月17日には福士蒼汰さんを主演に映画化されました。美大に通う主人公・南山高寿みなみやまたかとし(福士蒼汰)と高寿たかとしが通学中の電車の中で一目惚れしたヒロイン・福寿愛美ふくじゅえみ(小松菜奈)との30日間の恋愛を描くストーリー。ふたりがはじめてキスをした日の翌朝に明かされた秘密によってふたりの運命はあまりにも切なすぎる展開に…

主人公・南山高寿みなみやまたかとし(福士蒼汰)

『ぼく明日』の主人公・南山高寿みなみやまたかとしを演じるのは福士蒼汰さん。

高寿たかとしは京都の美大(京都精華大学がモデル)に通う20歳の学生で、イラストレータか作家になるのが夢。通学中の電車(叡山電鉄がモデル)で偶然見かけた女性にひと目惚れをする。

ヒロイン・福寿愛美ふくじゅえみ(小松菜奈)

高寿たかとしがひと目惚れしたヒロイン・福寿愛美ふくじゅえみを演じるのは小松菜奈さん。

高寿たかとしと同じ20歳で美容専門学校へ通う。ひと目惚れした高寿たかとしに「また会える? 」と聞かれ、突然涙を流す。高寿たかとしとの交際がはじまってからもはじめて手をつないだ時、はじめて名前で呼び合った時、なぜかいつも涙を流す。

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』で使われた伏見稲荷大社のロケ地はここ!

高寿たかとしと愛美がデートコースに選んだ伏見稲荷大社。映画のシーンで確認できるのはお土産物屋さんと鳥居の2ヶ所です。

『ぼく明日』のロケ地になった
『ぼく明日』のロケ地になった

伏見稲荷大社が登場するのは物語の後半。高寿たかとしは愛美から現実離れした秘密を明かされ、あまりにも切ないふたりの運命に悩みますが、それを乗り越えた後のはじめのデートコースとして伏見稲荷大社が描かれています。

物語に登場する愛美の日記にはふたりが伏見稲荷へ行った日のことがこのように綴られています。

3月8日

私の9日目。(彼の22日目)

二人で伏見稲荷へ行く。

アンティーク好きな高寿は、寺社巡りも

ーーーーー 境内を巡りながら

ーーーーー を教えてくれる。

※ ーーーーー 映画の映像では確認できない部分です。

白狐のあこ

映画に登場したシーンから高寿たかとしと愛美のデートコースをたどってみましょう!

高寿たかとしと愛美がきつねのお面を買ったお土産物屋さん(東雲堂神具店)

高寿たかとしと愛美の伏見稲荷大社でのデートシーンはふたりがお土産物屋さんの前できつねのお面をかぶっているところからはじまります。

愛美「きつねです」

高寿たかとし「こん! 」

このシーンのロケ地は伏見稲荷大社の境内にある東雲堂神具店。

お土産物屋さん(東雲堂神具店)
お土産物屋さん(東雲堂神具店)

東雲堂神具店は手水社ちょうずしゃの左にある階段を上がったところにあるお土産物屋さんです。

お土産物屋さんの場所
お土産物屋さんの場所

きつねのお面をかぶった高寿たかとしの後ろには楼門ろうもん表参道の大きな鳥居が見えていますね。

高寿(福士蒼汰)のカット
高寿(福士蒼汰)のカット

高寿たかとしと向かい合って立っている愛美のうしろには祈祷受付所や社務所前の鳥居が確認できます。

愛美(小松菜奈)のカット
愛美(小松菜奈)のカット

伏見稲荷大社周辺のお土産物屋さんにはきつねのお面を販売しているお店が多いですが、東雲堂神具店にはいろんな種類のきつねのお面が並んでいますよ。

お土産物屋さんに並ぶきつねのお面
お土産物屋さんに並ぶきつねのお面

映画『ぼく明日』で高寿たかとしと愛美がかぶっていたきつねのお面はこちらの和紙でつくられたもの。

ふたりが買ったお面
ふたりが買ったお面
  • きつねのお面: 1,450円
  • 和紙のきつねのお面: 850円

伏見稲荷大社へ行くときつねのお面を頭に着けて散策している人もたくさんいます。いろんな種類のお面があるので、お気に入りのお面を探すのも楽しいですよ。

高寿たかとしと愛美が手をつないで歩いた参道(鳥居)

伏見稲荷大社と言えば朱色の鳥居を思い浮かべる人も多いと思います。

もちろん『ぼく明日』でもふたりが楽しそうにたくさんの鳥居の下を通り抜けるシーンがありますよ。

ふたりが歩いた参道
ふたりが歩いた参道

ですが、実は映画で使われているのは有名な千本鳥居ではなく、千本鳥居を通り抜けたところにある奥社奉拝所(奥の院)から稲荷山の山頂へ続く参道のようですね。

稲荷山へ続く参道
稲荷山へ続く参道

しかも、このシーンを注意深く見ると、高寿たかとしと愛美のふたりは千本鳥居を通り抜けた後にこの参道を通っているのではなく、千本鳥居へ向かって歩いているようです。

実は鳥居には表と裏があって、裏には鳥居を奉納した人や会社などの名前が書いてあるんですね。

千本鳥居を通り抜けてから稲荷山に向かう場合は鳥居の正面が見えています。

鳥居の正面
鳥居の正面

ですが、映画のシーンでは奉納者名が書かれた鳥居の裏側が見えているので、高寿たかとしと愛美は稲荷山方向から千本鳥居へ向かっていることになりますね。

伏見稲荷大社の表参道に敷かれたレッドカーペット

映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の大ヒットを祈念して、伏見稲荷大社で行われたイベントで表参道にレッドカーペットが敷かれました。これは1,300年以上の歴史がある伏見稲荷大社で初!

ふだんの表参道のようすはこんな感じです。ここにレッドカーペットが敷かれたんですね。

伏見稲荷大社の表参道
伏見稲荷大社の表参道

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』を観るには? 主題歌は?

2016年12月17日に公開された映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』はもちろんDVD化されています。「Amazon プライム・ビデオ」なら『ぼく明日』は会員特典対象として無料で観ることができますよ。(2019年5月現在)

Amazon プライム・ビデオなら無料で視聴可能
Amazon プライム・ビデオなら無料で視聴可能

Amazon プライム会員(月額500円または年額4,900円)ならプライム会員の特典である「Amazon プライム・ビデオ」で追加料金なしで『ぼく明日』を視聴できます。

しかもAmazon プライム会員は30日間無料体験もできるので安心ですよ。

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『ぼく明日』の主題歌はbacknumberの『ハッピーエンド』

『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』の主題歌を歌うのはbacknumber。

『ハッピーエンド』は独特な歌詞が印象的で、タイトルとは正反対の淡く切ない歌ですが、高寿たかとしと愛美の運命を絶妙に表現しています。

実はAmazon プライム会員の特典のひとつ「Prime Music」でbacknumberの曲(『ハッピーエンド』も! )も聴き放題です。(2019年5月現在)

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映画『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』

監督

三木孝浩

原作

七月隆文ななつきたかふみ

主演

福士蒼汰(南山高寿みなみやまたかとし

出演

  • 小松菜奈(福寿愛美ふくじゅえみ
  • 東出昌大(上山正一)
  • 山田裕貴(林)
  • 大鷹明良(高寿たかとしの父)
  • 宮崎美子(高寿たかとしの母)

主題歌

ハッピーエンド(back number)

公開日

2016年12月17日

この記事の主な更新履歴

この記事の情報は更新時点のものです。

  • 2019年5月: 公開