この記事では稲荷山の参道にある三玉亭についてくわしくご紹介します。
三玉亭では甘味やお食事をいただくことができます。
伏見稲荷大社の本殿は稲荷山の山麓に建てられていますが、もともと稲荷大神が降り立ったとされるのは稲荷山です。
稲荷山には山頂の一ノ峰・上社神蹟をはじめ7つの神蹟があり、それらを巡拝することを「お山する」と言います。
稲荷山には7神蹟のほか、お塚群が点在しており、参道にはお茶屋さんやお供物を販売しているお店がいくつかあるんですね。三玉亭もそのひとつです。
この記事の内容
三玉亭の場所・行き方は? 外観は?
三玉亭は熊鷹社・新池(谺ヶ池)から山頂に向かって200メートルほど上ったところにあります。「三ツ辻」と呼ばれる三叉路のすぐ近くです。
熊鷹社から山頂に向かって参道を進むと三ツ辻に出ます。
こちらの三ツ辻の写真の左は下山ルート(お産場稲荷のある方へ向かいます)、右が四ツ辻、山頂・一ノ峰へ向かうルートです。
三ツ辻を右へ曲がってすぐに見えるお店が三玉亭で、参道を挟んで左右に建物があります。
(山頂に向かって)左側の建物にお店の方がおられ、お土産物なども販売されていますよ。右側の建物に座敷があり、甘味やお食事をいただけるスペースになっています。
こちらが右側の建物です。
三玉亭から四ツ辻(稲荷山の中腹部)までは300メートルほどで、10分もかからずに到着します。
ですが、ふだん歩き慣れていないと、ちょうど三ツ辻あたりで疲れて来るんですよね。
実際に三ツ辻で「どうする? ここまでにしておく? 」と相談している参拝客を目にすることがあります。
そんな時こそ三玉亭で休憩をして、ぜひ四ツ辻や一ノ峰を目指してください。
三玉亭はどんなところ? 店内の雰囲気は?
三玉亭は伏見稲荷らしい赤色ののれんが目立つお茶屋さんです。店内に掲げられた手書きのメニューも風情があります。稲荷山めぐりの途中に一息入れるにはぴったりのお店です。
参道沿いの座敷には小さめのテーブルと座布団が用意されています。アンティークな柱時計も存在感がありますね。
(上の写真では閉まっていますが)赤色ののれんの奥にも座敷があり、稲荷山の緑と朱色の鳥居のコントラストが美しい風景を眺めることができます。
座敷に上がるのが苦手な場合は手前のテーブル席がおすすめ。
向かいにも簡易な座席が設置されています。春や秋の晴れた日はこちらの座席も気持ち良さそうです。
三玉亭のメニューは?
三玉亭ではわらび餅やみたらしだんごなどの甘味、きつねうどんやいなり寿司などの食事をいただくことができます。特に稲荷山を歩いて疲れたからだには甘味が魅力的です。
三玉亭のおしながき。それほど多くないメニュー数も選びやすくて良いですね。
三玉亭に限らず、稲荷山にあるお茶屋さん・お食事処の料金は少し高めに感じるかも知れません。ですが、食材をこの場所まで運ぶことを考えると納得できるのではないでしょうか。
三玉亭のメニュー(一部)
- きつねうどん: 600円
- 天ぷらうどん: 700円
- にしんうどん: 750円
- いなりすし: 700円
- おでん: 600円
- ビール(缶): 400円
- ぜんざい: 500円
- 抹茶 菓子付: 600円
- わらび餅: 450円
- みたらし団子(3本): 450円
- ひやしあめ: 300円
外国人向けに書かれた英語のメニューも用意されていました。かわいいイラストが描かれているので日本人にとってもわかりやすいです。
三玉亭の実食レビュー
三玉亭で実際に食べたメニューをご紹介します。
みたらし団子(3本・450円)
みたらしだんごは3本で450円。お茶が付いています。
甘そうなタレが団子ひとつひとつを包み込んでいますね!
たっぷりかかったタレをこぼさないように気をつけながら口元へ運びます。ほんのりとした香ばしいにおいが食欲をそそります!
団子もあたたかく、もっちりとして美味しくいただきました。1本に5個の団子がついているので意外とお腹も満たされましたよ。
三玉亭の概要
三玉亭の概要です。
住所 |
〒612-0804 京都市伏見区稲荷山官有地 |
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電話番号 |
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営業時間 |
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定休日 |
三玉亭|フォトギャラリー
この記事の主な更新履歴
この記事の情報は更新時点のものです。
- 2021年3月: 公開